こんにちは。

今回は窓に貼るシート、窓の広告です。街中で見かける窓の広告ですが、

・窓の外から貼ってあるもの
・内側から貼ってあるもの

があります。

私共にとって窓の広告用シートはとても神経を使う仕事です。その理由は…

認識できるレベルにあるか?
・ガラスは割れたりしないか?
・予算的に内側から貼る方がよいか、外から貼る方がよいか?

の3点があります。

認識できるレベルかどうがの問題ですが、ガラスの内側から印刷物を貼ると、
どうしてもガラスの反射の影響を受けて色が薄く見えたり、見えづらくなったりします。
認識レベルの観点から判断すると断然外から貼る広告の方が美しく見えます。
なおかつ内側から貼ると、ガラスの反射により紫外線の影響が強く、退色しやすくなります。
また、寒い地域では外部と室内の温度差の影響と、寒暖の差によるシートの縮みなどの影響をうけて、
ガラスが割れやすいということもあります。

それなら必ず外から貼った方がよいかいうと、他の問題が発生します。

屋外からの施工の場合は、まず費用で大きく差がでます。
屋外の場合は空中車輛による施工となります。また、道路使用許可にも制限があり、
日中は作業できない場所もあるため、夜間作業になるとその分の費用は発生します。
窓の広告面積も大きくとることにより屋外広告物申請が必要となったりするため、
その費用も発生します。実のところ内部から貼るシートよりも、外部の資材の方が
安価なのですが、作業面で大きな差があります。

また、外側から貼った場合も、内側から貼った場合も、
ガラス全面には貼らないようにしています。余白を設けることによって
シートの伸縮による影響をやわらげ、ガラスのサンのコーキングの部分で
影響を緩和させるためです。

全面に貼っても影響がない場合もあるのですが、
現場のガラスの厚みや質、建物の築年数などにも左右されるため、
その点は神経を使って判断します。

窓の広告は事前の現場調査はかなり重要です。
検討されている方は、一度チェックしたうえでお問い合わせください。
もちろん当社では調査を無料でおこなっていますのでお気軽にお問い合わせください。
 

お気軽にお電話ください。
011-788-8333